社訓

motto.gif

2006年、15周年を機に、社訓を「知足」と定めました。
ここには、ノルドあるいはノルドの社員の基本的な姿勢や態度のあり方として、3つの「知足」を掲げています。

まず、ひとつめの「足るを知る」は、「足るを知るものは富む」という老子の教え、すなわち満足することを知っている者は、たとえ暮らしは貪しくとも心は豊かで幸福であるという意味とともに、「人々にとって満足とは何か」を探求するのがわれわれの役割であるという意味を込めています。

ふたつめの「足で知る」は現場主義です。答えは場にあり。インターネットであらゆる情報や知識が入手できそうな時代ではありますが、現場に足を運び、そこに身を置いてみて、はじめて感じ、つかむことができることは多いものです。

そして三つめの「足もとを知る」は、自らの存在を支える社会や環境の歴史、構造とその動向を知るということです。あらゆる主体の存在基盤である自然や社会に対する謙虚な理解とともに、社会、環境、次世代への想像力を最大限に働かせて考えていくことが必要です。