社会環境コミュニケーション・PR

地球温暖化、大震災からの復興、原子力発電や核燃料サイクル問題、年金制度や財政の再建など、われわれは今さまざまな社会環境課題に直面しています。しかし、それらは人類生存の基盤となる自然生態系の危機や自然災害の脅威、社会を構成する多様な主体の複雑な利害関係が絡みながら生じてきた問題だけに、政府や一部の業界、企業、専門家だけで解決できるものではなくなっています。

まさに、政府、企業、メディア、NGO/NPO、一般市民、研究者などさまざまな主体が、諸課題の解決に向けて、さまざまな利害関係者と共有すべき情報や意見の受発信と対話を行う「社会環境コミュニケーション」が必要とされています。国際社会では1992年のリオデジャネイロの地球サミット以来、「マルチステークホルダープロセス(MSP)」として定着しつつあります。

一方、「パブリックリレーションズ(PR)」は、政府や企業など組織が公衆との信頼関係づくりのために発展してきました。政府やメディアの信頼度が低下する中で、いま求められているのは、まさに多様なステークホルダー(利害関係者)間での相互信頼づくりのコミュニケーションです。

ノルドは、様々な主体が課題を共有し、納得し、それぞれの役割に応じて課題解決に取り組んでいく社会の実現に向けて、諸課題の実態・認知動向の調査、問題構造の分析をはじめ有効な社会環境コミュニケーション・PRの支援リサーチ&コンサルディングサービスを提供いたします。